Namibia 1 : カサネからカティマムリロ経由でナミビアの首都へ！え？？まさかの・・・入国失敗？？？

しつこく過去日で投稿をしておりますが、リアルタイムはアフリカを脱出し、ヨーロッパにおりますです・・・。

写真を撮りながら散歩できるって素晴らしい！！
歩ける場所があるって最高！！

ボツワナのカサネからナミビアのウイントフックへの行き方

カサネからウイントフック（Windhoek）へは、ナミビアのカティマムリロ（Katima Mulilo）経由となります。
ちなみに国境はンゴマ（Ngoma）。

カサネからカティマムリロまでは乗り合いバスでお値段100P、そしてカティマムリロからウイントフックへはインターケープ（南アフリカの会社）のバスを利用。
ちなみにこのインターケープはジンバブエのヴィクトリアフォールズ発だったはず。

この路線は週に3便しかないので、前もってインターケープのHPで調べて日程を合わせることが必要となります。
またカティマムリロは特にターミナルなどはなく、ガソリンスタンドに停車するだけなので・・・ネットで事前にチケットを購入してください。

インターケープ（intercape）のHPは以下よりどうぞ

 Intercape

Home

https://www.intercape.co.za

ちなみに私は早々に予約したので4000円程度だったけれど、間際で予約したヒロトは5000円越え。
値段は空席によって変化するので、予定が決まってれば値段をチェックしながら早い段階で予約することをオススメします。

超ラッキー！！カサネでカティマムリロ直通バスをゲット

チョベサファリロッジでののんびりした時間も2泊で終わり、私たちは次の国ナミビアへ。
今回は前項での説明通り
・カサネ→カティマムリロ（ナミビア）
・カティマムリロ→ウイントフック
と国境を越えて首都へ向かう。

カサネからカティマムリロへの直通バスは、午前10時。

この辺にイミグレーションオフィスがあり、そこから出発となる。
（googleマップで出てこないけど、maps.meでは出てきます。）

なのだけれど・・・・

カティマムリロへは2時間位だろうし、早く着いても時間を持て余してしまうし、それに朝のゲームドライブに行ったヒロトが戻ってくるのは9時過ぎだし・・・・最初からこの直通バスに乗るのは諦めていた。

テントでぐっすり眠り朝早くヒロトが出て行ったのに気づかなかった私は、8時前に起きて荷造りし、テントを撤収した。
砂サイトの後のテントの撤収は、汚れるし大変。

レセプションに向かって歩いてると、ちょうどヒロトも戻ってきたのだけれど、
「マジで具合悪いっす」

えぇぇ？？大丈夫？
バンジーの一件から少しマシになったと思ってたのに・・・。
長時間の移動だけど・・・大丈夫かなぁ。

とりあえずレセプションに荷物を置かせてもらいプールサイドでPCに向かってると、何やら小動物が。
よくよく見ると、ミーアキャット！！
ホテルの中でミーアキャットに会えるなんて、ボツワナすげぇ。

テントを撤収し荷物を背負ってきたヒロトは具合悪そうで「熱があるっぽい」とのことだったけど、病院は行かなくていい、移動はできるとのことで・・・・

大丈夫かなぁ。
私が無理矢理引っ張ってきちゃってホント申し訳ない。

11時過ぎ、念のためフロントでカティマムリロか若しくはンゴマへの行き方を聞くと
「カティマムリロへのバスは10時の1便のみだから・・・ンゴマで乗り換えだね。ンゴマ行きはバスターミナルから出てるよ」
とのことで。
やっぱりそうだよね～

バスターミナルは結構遠いので「タクシー乗った方が良いよ」と言われたけれど、暑い中荷物を背負って歩いた。
私はいいけど・・・具合悪いって言ってたのに大丈夫かなぁ。

覚悟を決めて二人で歩く。

先述のイミグレの前に差し掛かった時、
「ナミビア？」
と男性が声を掛けてきたので
「イエス！」
と思わず答えると、綺麗な小型バスを指さし、
「あの車でカティマムリロまで直通だ」
と言う。
マジで？？？

「カティマムリロで18時のバスに乗りたいんだけど大丈夫？」
と聞くと、何とかするから大丈夫だと言う。
うーん・・・大丈夫かなぁ。
「値段は？？」
「70ドル」
70ドルーー！！と二人でビックリすると
「違う違う、アメリカドルじゃなくてナミビアドルだから」
あ、焦った・・・・ｗ
（結局値段は100Pだったけど。）

まだ時間があるし、スーパーとか行かなくていいのか？と言うので荷物を置かせてもらい、二人でSPARへ行って戻り、全く関係のないお店の前で座り込みランチ。ｗ
アフリカ生活が長くなると、こういうことが全く気にならなくなる・・・・

え？？まさかのナミビア入国失敗？？

13時過ぎ、
「出発するよー」
とお兄さんに声を掛けられ車に乗り込む。
え？？この大きな車で2人？？？と思ってると、結局ハイエースだかエスティマだかエルグランドだかに乗り換えとなり、他の人達も乗り込んできて・・・
乗り合いバスの出来上がり。

何故かさっき行ったSPARで停車し、長時間待たされ・・・
暑くて具合悪くなりそうだし、「何のための停車？」と同乗者のお姉さんに聞くと「両替」とのこと。ドライバーさんや他の人の両替の為の停車らしいけど、暑くて死にそう。

長時間待たされやっと出発し、約1時間後、車はンゴマ（Ngoma）へ到着した。

サクッとボツワナを出国。
イミグレのところに大きなバオバブの木があったのが印象的だったけれど、マダガスカルのバオバブのカッコ良さには敵わない。

チョベ川を渡り、今度はナミビアのイミグレへ。
エボラや他の感染症対策だろうけど、一人ひとり熱を測った。
（非接触式の一瞬で測れる体温計）
私は37℃。暑いからね、体温も上がるよね・・・

そして、具合悪い、熱っぽいと言ってたヒロトはまさかの熱無し。ｗｗｗｗ

「絶対ウソっす。あの体温計壊れてる！！」
と言って後からもう一度測ってもらってたけど、やはり熱はなかった。ｗ

カウンターでパスポートを出し・・・
何やら待たされた後、職員の男性は言った。

「Unfortunately, you need VISA.」

はぁぁぁぁ？？？？
聞いたことないわそんな話・・・・
日本人は90日までビザ無しでナミビアに滞在できるんですよ。

「No. We Japanese do not need VISA.I confirmed embassy in Japan, This is true.」
と、信用できる風なことを言いましたけどね。
大使館に確認したなんて嘘です、ハッタリです。ｗ
Trueじゃないです。

職員の男性は「あぁ、そうか」みたいな感じだったけれどオバちゃんが「VISA必要だって」と言ってるようで、なかなか許可が下りない。
どこかに電話をして確認してるようだった。
別グループのヨーロッパの人がサクッとスタンプを押されてるのに、私とヒロトだけ待たされたまま・・・。

ドライバーさんが「どうしたの？」とやってきたので
「日本人はビザ要らないのにビザ必要だって言われて、今確認してるらしい」と若干の嫌味を含めて伝え、更に待つ・・・。

結局、ソーリーの一言もなくスタンプを押されて入国した。
一体何だったんだろう・・・。
中国人とごっちゃになってたのか、この国境を越える日本人が少ないのか。

（ちなみにナミビアもボツワナ同様、申請した日数分を書き込まれてしまうので、実際の滞在より多い日数を記入することをオススメします。）

カティマムリロで夜行バスに乗る。快適なハズが・・・

ンゴマから40分でカティマムリロ（Katima mulilo）着。
SHOPRITEの前で降ろされそうになったので
「intercape予約してあるんだけど」と言うと、乗り場のガソリンスタンドまで連れてってくれた。

バスはこのエンジン（Engen）というガソリンスタンド発着なのだけれど、何の表示もない。ｗ
変なオヤジが「こっちだ」と隣にあるホテルの方に案内しようとしたけれど・・・
「怪しいね。」
「理由つけてお金取りそうだね」
と早々に退散して、ガソリンスタンド併設のコンビニへ。
スタッフの方とセキュリティの方に話して、荷物を置かせてもらった。

さて、荷物を置いた私たちは歩いてATMへ行きナミビア・ドルを調達し、私がSIMを買いたかったのでヒロトを引っ張りまわし（具合悪いって言ってるのに―）、スーパーで飲み物を買った。
ナミビアのスーパーはボツワナ以上に品揃えが良い。

駐車場の片隅で冷たいジュースを飲みながら一息吐いた。
ナミビアは空気が乾燥してて肌も唇も喉も乾く。「飲みたい」ではなく「潤したい」という感じ。

目の前で段ボールに入って遊んでる子供を見て、私も子供の頃段ボールで遊んだなーと思い出した。
段ボールで家を作ったり。
あぁ、だから今もテント泊が楽しいのかもしれないなぁとぼんやり考えてると、いきなり子供がギャン泣き。

隣にいたお父さんは笑って
「ごめんごめん、いきなり色が白い人がいたからびっくりしたんだよ」
と言ったのだけれど、歩き始めたらヒロトが
「ホントは違うっす。段ボールから出た瞬間にからかって変な顔したんです」

もぉぉぉぉーーーー。ｗ

ガソリンスタンドのコンビニの前でタバコを吸って時間を潰し・・・
バスは定刻の18:20より30分遅れて到着した。
荷物は後方の貨車へ入れ、スタッフさんにスマホのチケットを見せると私たち2人がアサインされた席は一番後ろ。
静かでいいかと思ったのだけれど・・・

寒かった。涙

バスの天窓が開いていて、そこから入ってくる風のせいで寒い寒い。
寒くて寝られないほど。
開いてる席もなかったし、震えながら寝たのだった・・・。
早朝、どこかのガソリンスタンドのコンビニで買ったカフェオレが温かくて美味しかった。

ちなみにこのintercapeのバスはUSBの端子があるのでスマホ充電可能。
トイレも付いてるけどちょくちょく停車するのでトイレの心配は不要です。
また一度だけ検問があり、乗客みんな降りて身分証のチェックがありました。