Ukraine 6 : ウクライナっぽくない街、リヴィヴ。美食と街歩き
- 2018.11.01
- Ukraine
リウネからリヴィヴへ
リウネは1泊のみで早々に出ることにしていた。
前夜ネットでバスの時間を調べると少し時間が微妙だったのだけれど、11時のバスに乗ることに決め、9時半過ぎに宿を出ようとすると、宿で日本人の男の子に会った。
彼はこれから愛のトンネルへ行き、午後リヴィヴへ行くとのことで「またリヴィヴで会えるかもしれないですね」と話してバイバイ。
路線バスでバスターミナルへ行き、リヴィヴ行きのバス(マルシュ)のところへ行くと
「予約はある?」
「え???ない・・・」
「・・・OK。」
予約、した方が良かったのかな・・・。
カフェオレを買って一服しつつバスを待ち、無事バスに乗ることができた。どうやら人が多く増便した模様。
リウネからリヴィヴへのお値段は210UAH。
幸いなことに私はその場でバスに乗ることが出来たのだけれど、満席で乗れずに1本後に乗ったという話も聞いたので、時間を無駄にしたくない方はネットで予約した方がいいと思う。
バスの予約は「Ukraine bus」などでググればサイトが沢山出てくるのですぐに買える。
またリウネからリヴィヴへは鉄道もあるので、のんびり鉄道の旅っていうのもいいかもしれない。
例の如くウトウトしつつ外を眺めながら過ごし、リヴィヴに到着したのは14時半。
バスは駅前に到着した。
駅前からトラムに乗って旧市街の中心部へ行き宿にチェックイン。
荷物だけ置いてすぐに外へ出かけた。
ここリヴィヴでも、もちろんGoogleで路線が調べられる。いや~ほんとありがたい!!
ウクライナっぽくないリヴィヴの街
Lviv / リヴィヴ
リヴィヴの旧市街を歩き始めて最初に思ったのは「ウクライナっぽくない」ということ。
いや、「ウクライナっぽい」ものがどういうものかというのも難しいけれど、確実に言えるのはキエフとは全然違う。
そして言うならば、かつて訪れたポーランドのクラクフに似てる気がする。
地図を見ればポーランドまでの距離はたった70km。
さらに古くから、ポーランド、ロシア、スウェーデン、トルコ、オーストリア、ハンガリー、そしてポーランドからのソビエト・・・・と支配されていた歴史を見れば、「キエフと違う」「クラクフっぽい」のは当然なのかもしれない。
(リヴィヴの歴史についてはWikipediaをどうぞ)
「キエフと違う」のは街並みだけでなく、カフェやオシャレなレストラン、バーが文字通り溢れていることや観光客も溢れてることも違うところ。
そう、ビックリするほど観光客だらけ。外国人のみならずウクライナ人観光客も、社会科見学か遠足と思しき子供たちも沢山いた。
皆が浮足経って歩き、旧市街はまるで大きなテーマパークのようにすら思えた。
観光客が多すぎるのはね・・・・自分だって観光客だけど。w
少し街を歩いた後、市議会堂へ向かった。
矢印に向かって中へ入り、どんどん進み、階段を上り・・・
入場料(30UAH)を払ってひたすら階段を上がると、この景色!!
夕暮れのリヴィヴ市内を一望。
景色を堪能した後はボイム礼拝堂を眺めつつ・・・
ラテン大聖堂へ。
ラテン大聖堂をバックに結婚写真を撮ってるカップルがいたけれど・・・絵になるね~!
ゴシック様式のこちらはローマ・カトリック教会の教会。
あてもなく街を眺めながら歩く。
実はこの日はハロウィンで、だから人が多いのかななんて思いながら。
こちらは「ビールの腹のへその像」とのこと。w
オシャレなレストランで格安豪華ディナー。レストラン3選
リヴィヴにはオシャレで素敵なレストランが沢山!!
そしてありがたいことに、どこも格安!
レストランガイドでもあればいいのだけれど・・・・Google mapを頼りに美味しそうなところへ行ってみた。
今回訪れたレストランをご紹介。
Baczewski Restaurant
時間が早かったうえ“おひとりさま”のお蔭で5分待ちで席に案内してもらえた。
店内はめちゃめちゃオシャレだし、キレイだし、高級感漂う。
果実酒の瓶が並んでて・・・素敵だけど壊しちゃったらどうしようと思うとちょっと怖い。w
・ボルシチ(ヴァレニキというウクライナ版の餃子入り)
・カナッペ(ニシン)
・自家製ソーセージ&ホルブツィ(ソバの実入りロールキャベツ)のキノコソース
この3品にビール1杯で合計292UAH、日本円にして1150円。
どれも美味しいし値段も安く、自信を持ってオススメ!!
ただ、レストランを出る時は行列が出来てたので、予約をした方が良さそう・・・かも。
House of legends
1階はお土産やさん?おもちゃ屋さん?で、脇にある階段を上がる。
何階まであるのだろう?各フロアで内装がちょっとずつ違っていて、どのフロアも「ハリーポッター」の世界のよう。
雰囲気含めて楽しみたい方は是非。子供連れだったら尚楽しめるかも。
(店内が暗く、写真ブレぶれで申し訳ないけれど・・・)
・サラダ
・バヌーシュ
(とうもろこしの粉を水で煮てブリンザチーズを加えたもの。ベーコンが入っていた。)
上記2品とビール1杯で163UAH(645円)。
Trapezna Idey
Bernardine修道院・教会の一角、地下にあるレストラン。
内装は洞窟のよう。
見つけにくい場所にあるのだけど・・・探して行った甲斐があった!!と思えるレストランだった。
・ボルシチ
・メドゥーハ(キノコソテーの肉巻き)
2品とクヴァス(パンと酵母で作った微炭酸ジュース)で200UAH(790円)。
ビールじゃなくジュースにしたのは昼だったし、夕方から夜行バスに乗る予定があったから。w
リヴィヴは英語が通じる場所も多くレストランでは当たり前に英語メニューがあった。
ウクライナの料理は日本人の口に会うものが多いと思うので、リヴィヴで食べ歩き、オススメです!
リヴィヴにいる人達の夜は遅い。
深夜まで営業している飲食店は沢山あるし、また食事をして遅くなっても、楽しそうに飲み歩く人の姿があり安全に楽しく夜道を歩けるのが嬉しい。
おまけに泊まっていた宿は1階がカフェバーになっていたので、ますます不安がなかった。
一人だと暗くなってから外を歩くのはついつい躊躇ってしまうこともあるのだけれど・・・そんな心配が要らない場所は、とてもありがたい。
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