Tanzania 4 : 急展開!!宿滞在2時間で急遽ンゴロンゴロへ。
- 2018.09.10
- Tanzania
ザンジバルを出た私は、サクッと飛行機に乗ってアルーシャへ。
ちなみにザンジバル空港は、プライオリティパスで使えるラウンジがあります。
エアコン効いてるしWiFiも使えるので、お時間ある方はいかがでしょうか。
サファリの起点、アルーシャ(Arusha)
セレンゲティやンゴロンゴロなどのサファリへの起点となる町。ちなみにキリマンジャロ登山の場合はモシ(Moshi)が起点です。
アルーシャ近くにはキリマンジャロ国際空港とアルーシャ空港という2つの空港があるのだけれど、街からの距離が全然違うので、タクシー料金も雲泥の差。
空港からアルーシャ市内へのタクシー料金:
キリマンジャロ国際空港:50USD
アルーシャ空港:20USD
どっちにしても高い・・・。
タクシーの件もあるし、またザンジバルからならアルーシャ空港へフライトもあるし、私はアルーシャ便を利用しました。
この飛行機、ビックリする位小さい飛行機もあり荷物の制限が厳しく、また乗客が集まらないと他の便へ振り替えになることもあるらしいので、荷物と日程には注意が必要です。
アルーシャでホームステイ?宿の庭で犬と遊びながらゆっくり。
Bookingで予約した宿は、「ホームステイのよう」という口コミがあった。
予約するとすぐに「空港やバスターミナルのピックアップは必要??」というメッセージが来たので「アルーシャ空港ピックアップ頼める?」と返信をすると「15USDでOK」という返事があったのでお願いした。
予定より30分近く早くアルーシャに到着。飛行機を降りると
「あっつい!!何これ??ザンジバルより暑いんじゃない??アルーシャは涼しいとか言った奴誰????」
ビックリな日差しの強さ。
荷物をピックアップして外へ出て、迎えを待った。
少し遅れてやってきたのは若そうな兄ちゃんで、
「え?この人がオーナー?それとも単にドライバー?」
と思いながら、名前を聞けば確かにメッセージに入ってた名前と同じでビックリ。
この日はすごくいい天気で、こんなに綺麗にメルー山が見えるのは素晴らしいよ!!とのことだった。
「どこかでATM寄ってくれる?」とお願いすると、これまたビックリな綺麗さで最新のショッピングモールに立ち寄ってくれて、
「気にせずスーパーも行ってきていいよ」
とのこと。こんなきれいなスーパー、今までどこにもなかったーーー(涙)
何この嬉しさ!!
高いけど、輸入商品沢山!
欲しいもの沢山あるー!!
最低限の必要なものとおやつをちょっと購入して(日本を出て以来初のチョコレート。w)車に乗り、宿へと向かった。
宿は市の中心部からは少し距離があるけれど(歩けない距離ではない・・・かな?)、その分静かで落ち着いた住宅街。
門を開けて中に入れば綺麗なお庭と裏庭、そしてシェパードが大歓迎してくれた。
キレイな1軒家の中に入れば、驚くほど清潔で新しくて、「ここ・・・タンザニアだよね?」と思ってしまうくらいだった。
とりあえず荷物を部屋に置いて、裏庭で一服しつつ犬と遊びながら
「ンゴロンゴロに行きたいんだけど、オススメの旅行会社とかある?」と兄さんに聞く。
アルーシャでは、ンゴロンゴロだけ行こうと決めていた。
正直、ものすごーーーくサファリが好き!!!ってわけでもないので、日数もお金も掛けたくない。他でサファリに行くつもりもあるし。
でも、どうしてもンゴロンゴロには行ってみたかった。
何よりクレーターを見てみたいと思ってたし、「クレーターの中にある大自然の動物園」のような、ゆったりした動物を見てみたいな~と。
兄さんが聞く。
「日数は?いつ行きたい?」
「私の希望は日帰りで、出発は明日でも明後日でもいい。
既にある程度人数が集まってれば割引もできるだろうし、その方がありがたい。」
「わかった。聞いてみる」
そして・・・
急展開。え?マジで??今から1泊2日?
電話を終えた兄さんがやってきた。
「今日、これから出発なんだけど、どう?」
「今日???つまり今もう出発するってこと?」
「ンゴロンゴロはここから3時間くらいかかるから、日帰りも出来なくはないけどその場合はすごく早く出なきゃならないんだ。だから前日にマニャラ湖近くのキャンプに泊まって翌朝行く方がいい。ここからマニャラ湖まで2時間、マニャラ湖からンゴロンゴロまでは45分だ。」
マジすか・・・・
なんかこの展開、誰かのブログで読んだことがある気がする・・・・w
前泊推奨の意味もわかる。今(既に17時過ぎ)からってのがちょっと・・・でもワガママ言ってられない。
「・・・・わかった。面白い展開だね。w」
「値段は250ドル。」
「了解。」
この程度だろうと予測していた値段だったのでOKして、慌てて荷造りをした。
いつも通りサブバッグとAIGLEのトートに必要最低限の荷物を詰める。
6時前にピックアップの車が迎えに来て、滞在2時間で宿を後にし出発。
マニャラ湖のキャンプサイトへの車が待ってる駐車場で車を降り、その駐車場で旅行会社のオヤジに250USD分のタンザニアシリングをお支払い。
タンザニアシリングの高額紙幣は10000Tshなのでつまり500円。250USD分って!!札束ですよ札束。w
そして待ってた車(タクシーというか乗り合いタクシー?)に乗り込み、さっさと出発したのだった。
これだけ慌ただしくことが進んでしまったので・・・実はどこのエージェントなのかもわからず仕舞い。苦笑
お役に立てずすみません・・・・
アルーシャから2時間、キャンプサイトへ
車は私1人を乗せて出発した。
時刻は6時半前、ちょうど夕陽が綺麗な時間。
西へ向かって走るので、目の前に夕焼けの空が広がる。
夕焼けってこんな色だっけ、太陽が沈んでもまだまだ明るいんだな、そしてその後の空ってこんな色なんだ・・・と、ひたすら眺めてしまった。
街灯もない一本道。空の色の変化が面白い。
途中でローカルの人を乗せ・・・
さらにまた人が乗り込んできたと思ったら、今度はマサイ族のオヤジ。w
そんな感じで2時間、車は「Jambo camp-site」へ到着した。
既に他の参加客の夕食は済んでいたので(当たり前)、1人夕食。
っていうか本当はお腹空いてないし食べたくなかったのだけれど、出されてしまうと・・・食べなきゃって思っちゃう。
(いつもこれで具合が悪くなる。w)
ご飯を食べてるとキャンプサイトのオヤジが
「テントが良い?ロッヂがいい?」
え????あまり意味を呑み込めないまま
「テ、テントかなぁ??」
「グッドチョイスだ!」
このキャンプサイト、一応ロッヂとテントと両方あって、どちらか好きな方を選べるようだった。
セキュリティ面に問題は無いし、特別寒いわけではないし、だったらテントでいいかなと。完全に個室だしね。w
「明日は5時に朝食だから」
「何時に出発なの?」
「朝食の後」
「・・・・。」
正直、朝食なんか要らない。
今から5時までにお腹が空くとは思えないし、そもそも日本で朝食を食べない私が、朝5時に「朝ごはん食べたい!!」という状況になるはずがない。w
でもそう言われてしまうと・・・5時にお茶だけでも飲むか。
ということは4時半起きですか。
時間は22時前、時間もないしシャワーはパスして(またかよ・・・w)さっさと寝ることにしたのだけれど・・・
ブーーーン・・・・
蚊の羽音で寝られない。涙
そしてこんな時に限って「ワンプッシュ」忘れたーーー!!
4時半まで何度も目を覚ましながらウトウトしたのだった。
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