Tanzania 5 : 念願のンゴロンゴロ、クレーターと動物を満喫するも、睡魔に負ける
- 2018.09.11
- Tanzania
ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area):
ンゴロンゴロ地域には、ンゴロンゴロ・オルモティ・エンパカーイという3つのクレーターが並び、これら活動を停止したものも含め9つの火山が分布する。ンゴロンゴロクレーターは300万年前に出来た火山のカルデラに広がる盆地を指す。外輪は南北16km、東西19kmと世界有数のカルデラである。中央には湖が存在する。人類発祥の地と目されるオルドパイ渓谷がこのクレーターの西にある。
ンゴロンゴロの外輪は標高2,400mあり、カルデラ内部の平野(1,800m程度)と比べて高い。このためカルデラ内部は外部と遮断されており、このカルデラ内に生息する大型動物のほとんどはカルデラの外にでることはない。周囲と隔離された生態系が形成されるに至った。しかしながら、キリンやインパラ以外の東アフリカのサバンナに生息する動物はほぼ観察することができる。
朝5時、一番乗りの朝食からのチップのリクエスト
4時半、ギリギリ半袖でも大丈夫な肌寒さの中真っ暗なキャンプを歩き顔を洗い、日焼け止めを塗った。
そして5時に朝食の場所へ行くも、私しかいないし。まだ朝食出来てないし。w
そんなもんだよね~
ところで、海外へ行くと時間におおらかな国が多い印象があるけれど、意外にもタンザニアは時間を守る人が多い印象がある。
ザンジバルからアルーシャへの飛行機は、搭乗開始時間には搭乗が終わってたし、頼んだタクシーも全て約束した時間前に到着してた。
これってすごいと思うのだけれど、私だけ??
朝食を食べ、荷物を持って「サファリ・カー」へ乗り込む。大型の4駆で屋根が開く車。
一体どこの会社が作ってる車なんだろうと思ってみれば、トヨタのランクル。w
(トヨタがこの車作ってるの?それともランクルを改造してるの??詳しい方いたらご教授ください。)
6人が乗り込んで出発間際、ドライバーが
「もうここには戻ってこないから。ご飯を作ってくれたコックたちにお礼は??」
・・・・????
ただでさえ早朝でみんなテンションが低いのに、ますます静まり返る車内。
ドライバーのオヤジはまた同じセリフを繰り返す。
そうか、チップを払えって言ってるのか。
とやっと気が付いたのだけれど、なんか・・・払うべき状況にも思えず・・・
ちょっと悩んでると、新婚旅行風の欧米人1組が10USDを出し、それで終わりになった。
サファリなんて、金持ちの道楽だってことは分かってる。
だからツアーの料金やサファリにかかわること全てが高く、ツーリストプライス。
それをどうこう言う気もない。
でもさ、なんかこう「チップ払え」って要求されちゃうと幻滅しちゃうんだよ。
しかも美味くもなく特別どうということもない食事なのに・・・
朝もやのドライブ、テンション上がらぬままンゴロンゴロへ
車はンゴロンゴロへと向かう。
眠いのは私だけでなくみんな一緒、車内はとても静かだった。
真っ暗な空が次第に明るくなり始め、東の空が赤く染まる。ハッとするほど赤くて、なんだかドキドキしてしまった。
標高がどんどん上がり、そして気温も下がっていく。
(半袖では耐えられない寒さなので、上着を忘れずに!!)
1時間後、ンゴロンゴロのゲートへ到着。駐車場には猿がいっぱいいて「中に入ってきちゃうから、窓閉めてね」とドライバー。日光みたいなシチュエーション。w
ビューポイントで一時停車するも、朝もやでクレーターは全く見えなかった。
ガッカリしていると「帰りにまた寄るし、帰りは見えるから大丈夫」とのことで・・・この靄、朝だけだよね??大丈夫だよね??
そして車は坂道を下り始めた。
いざ、クレーターの中へ!!
楽しみになってきた!!
ヤバい!!ドキドキする・・・
クレーターの中の世界。ゆったりした自然の動物園
(相変わらず写真ナシのブログですみません・・・)
まず一番最初に出会ったのはシマウマ!!
シマウマの群れがいて、モグモグ食事中。
最初はみんな大興奮だったのだけれど・・・シマウマはその後もいっぱいいて、そのうち写真を撮る人もいなくなってた。w
シマウマ、よく見ると尻尾まで縞々だし、お尻がプリプリしてる。w
そしてガゼル、ダチョウ・・・さらに池にはカバ!
カバは全く動かないしカバの上には鳥がいたりして、よくよくみないと池の中の黒い石に見えるくらい。w
ヌーの群れやシマウマの群れがいたりして・・・
車が数台止まってる先を見ると、ライオン!!
やっぱりライオンは一番人気。
メスライオン3頭が、猫のように日向ぼっこしてゴロゴロしていた。w
途中池のほとりの休憩スペースで駐車し、トイレ休憩。
クレーターの中にちゃんとトイレあるんだね・・・。
さらにドライブを続ける。
雄ライオン!!
めっちゃゆったりしてる。w
威嚇することもなく近くのシマウマやガゼルを狩ることもなく、のそのそと歩き車に接近し道を横断。
すげーーー。なにこのゆったりっぷり。w
その後さらにメスライオンがいたり、フラミンゴがいたりして、
さらに象が1頭でのんびり歩いていた。
12時過ぎ、もう眠くて眠くて、ウトウト・・・。
念願のンゴロンゴロにいるのにウトウトするなんて!!
それでもすぐにランチの時間になって持ち直した。w
休憩スペースで停車し、「ランチにしよう」とのことで、ランチボックスが配られお昼ご飯。
中には・・・サンドイッチ、マフィン、サツマイモ、サモサ、ビスケット、バナナにジュース。
炭水化物ばかり・・・。
お腹空いてないし食べられない・・・
サファリはこれで終わり。
またクレーターを上がり、ビューポイントへ。
ビューポイントからは、クレーターが一望!
急遽出発だったし、頭痛がしそうに眠いし、ボーっとしてる部分はあったけれど。w
天気も良く、景色も良く、来てよかったなと思った瞬間だった。
ンゴロンゴロからアルーシャへ
アルーシャへと進み、標高が下がるとどんどん暑くなっていった。
道の両脇にはトウモロコシ畑が広がる。
そうか、タンザニアの主食はウガリだったっけ。
ウガリはトウモロコシの粉から作られるんだもんね・・・
ウガリって??(Wikipediaはこちらから)
4時、宿に送ってもらい庭へ入るとまた犬のカストロが飛びついて大歓迎してくれた。
カストロ、大きいから飛びつかれるとこっちが倒れそうになる。w
また裏庭に座ってボーっとしたりオーナーの兄さんと話したりカストロと遊んだりするも、流石に体力の限界を迎え部屋でウトウトしてしまった。
ご飯出来たよ~と起こされて食卓に着くと、ドイツ人カップルも一緒でに3人で夕食。メニューは豆のカレーとご飯。
美味しいしいっぱい食べたい気持ちはあるんだけど、だけど・・・
実はこの前日から、またも胃の調子が悪かった。
推測するに
- 疲れていて消化機能が衰えてる
- 便秘(生肉でのリーゲーは2日で治り、その後はいつもの如く便秘
- ツアー参加でお腹空いてないし食べたくないと思いながら、ついつい食べる
というのが原因で、胃も腸も張ってて苦しいし膨満感が半端なく、ゲップが出るし、吐き気がするし胃酸が上がってくるし、お腹はポッコリだし・・・食事を抜いたほうが良いのは分かってるのだけれど、わざわざ用意してくれて出してくれると断れない日本人の私。w
小さなホームステイ風のゲストハウスなのに、たまたま1人旅の日本人男性が来たので裏庭で一緒にタバコを吸って過ごした。
タバコは良くないとはわかってるけど。誰かと一緒にタバコを吸う時間って幸せだなといつも思う。
流石に疲れた私は、早めに切り上げ熱々すぎるくらい熱々のシャワーを浴び、ぐっすり眠った。
一応ドミトリーだけれど、部屋は自分一人。
安心できる宿の清潔なベッドで、1人の部屋で寝られるのは、とても落ち着くし疲れが取れる。
他にもゲストがいるのに皆の部屋を分けてくれて・・・感謝でいっぱいだった。
-
前の記事
Tanzania 4 : 急展開!!宿滞在2時間で急遽ンゴロンゴロへ。 2018.09.10
-
次の記事
Tanzania 6 : バイバイ、タンザニア。また来るね。 2018.09.11