旅の準備:持っていく薬など


いくら海外保険に入って万全の体制にしてあっても、いくら病院がタダでも、よほどじゃない限り病院へは行きたくない。
だって時間は貴重だし、それこそ1日が無駄になっちゃうから。それに英語が通じる病院で、外国人受け入れができる病院・・・とか考えるのも面倒。
できれば病院に行きたくないのは、普段日本にいる時も同じだけどね。w

お腹壊さない系バックパッカーの私だけど、それでも一応お腹の薬は持って行くし、風邪薬も持っていくし・・・他にも多少の準備はしていく。

本日は旅に持って行く薬をご紹介。
繰り返しますが、あくまでお腹を壊さない方、丈夫な方向けです。

まず!持病がある方はかかりつけ医に相談を

お腹壊さない系で丈夫とは言えど、30過ぎのアラサー。
それなりに具合の悪いところの一つや二つはあったりします。
私の持病は深刻なものではないとはいえ毎日薬を服用しなきゃならないし、定期的に病院へ行って検査を受けなくてはいけないので・・・・
2ヶ月前にドクターに話したし、前回の診察で3ヶ月分の薬を処方してもらいました。

ついでにピルも半年分購入済み(個人輸入)なので、煩わしさが少し減るはず!

基本は普段から飲んでるような薬

海外で体調を崩したことはほとんどない・・・気がします。
風邪を引いたことがあるくらい。

だから旅に持って行くのも所謂「家庭の常備薬」程度のもの。
普段から飲み慣れてる種類の方が安心です。

胃薬:年とともに胃もたれの頻度が多くなったので必須。w
鎮痛剤:頭痛持ちだし、高地に弱いので高山病からくる頭痛用。
かぜ薬:暑い国でも室内や車内の冷房で意外に風邪引いたり。
正露丸:実は飲んだことありません。お守りみたいなもの。w
吐き気止め(酔い止め):これもお守り的な。
抗生剤:これもお守りみたいなもの
睡眠薬:ドミトリーで寝られない時や時差ぼけ回避
便秘薬:普段から便秘の私は、旅に出るとますます便秘に・・・涙
あと薬じゃないけど体温計は持ってって!
摂氏と華氏の違いは慣れないと分かりづらいし、マラリア感染地域に行くなら熱の出方が判断材料になるから。

市販薬じゃないものも入ってますが・・・こんな感じ。
抗生剤などはタイあたりで買えるので、世界一周の方はそちらで買っておくと便利です。
また乗り物に弱い方、酔い止めを持ってった方がいいかも。(国にもよりますが)海外のバス、めっちゃ揺れます。

睡眠薬に抵抗がある方、処方が難しい方は「メラトニン」のサプリを服用するってのも一つのテです。薬事法の関係上、日本では市販されていないのでiHerbでどうぞ!

私がたまに飲んでるのはこちらのNatrolのMelatonin
10㎎だと多いので、半分に割って5㎎にしてます。
ちなみにこれはイチゴ味。w

ちょっとした怪我をした時の為に

トレッキングや町歩きなどでの思わぬ怪我に備えて・・・

アルコール綿:使い切りのもの。何かと使えます。
傷薬:小さい缶に入ったものが一番持ち歩きやすいです。
バンドエイド:靴擦れ、切り傷・擦り傷に。大きめのものを。
カットガーゼ:面積が大きな怪我用。
テープ:ガーゼを止めるテープ

こんな感じでしょうか。

実は以前カザフスタンのアルマトイでトラムの軌道に躓いて、足裏がベロっと剥けるケガをしたことがあります・・・。苦笑 バンドエイドじゃ収まりきらないし、薬局に駆け込みケガを見せてなんとかガーゼを買ったんだけど・・・。

それ以来、ガーゼも持ち歩くことに決めました。w

必携!!虫刺され、虫除けのおすすめ

私が全信頼を置いている虫刺されの薬は

インドも、ミャンマーも、南米もコレを持って行きました。よく効きます。

実はインドで・・・・最後の最後、デリーのゲストハウスから空港までの車の中で謎の虫(恐らく南京虫)に刺されまして・・・。帰りの飛行機の中で、背中からお尻まで痒くて痒くて、一人半泣き。
家に帰ったら母が背中を見て「病院行きなさい!!」。
残念なことに土日で病院はやっておらず、持っていたこのムヒαEXを塗ったところ翌日には大分収まり、病院へ行かずに済んだのです。
それ以来、私はこのムヒの信者です。w

また今回のアフリカは、マラリア感染の危険がある地域。ということで虫よけスプレーも必携。

日本でもやっとDEETが30%配合のものが買えるようになりました!!(DEET濃度が高いので12歳以下のお子様には使えません。ご注意を)
色々考えマラリアの予防薬は服用しないことにしたので、この虫よけで我が身を守ります。

ちなみにDEETとは・・・

ディート (DEET) は昆虫などの忌避剤(虫よけ剤)として用いられる化合物である。

主な使用目的は皮膚に直接または衣服に塗布し、昆虫やダニによる吸血を防ぐことである。特にダニ(ツツガムシ病やライム病を媒介する)や蚊(日本脳炎、デング熱、ウエストナイル熱、マラリアなどを媒介する)に対する防御手段として高い有効性を示す。比較的安価であることもあり現在は世界中で使用されている。

ディートは第二次世界大戦中のジャングル戦の経験に基づきアメリカ陸軍で開発された。1946年に軍事用、1957年に民生用の使用が開始された。現在ほとんどの虫よけスプレーなどで、主成分として用いられる。昆虫が一般にこの物質の臭いを嫌うのであろうが、忌避作用の詳細はわかっていない。この効果は昆虫に限らず、昆虫とは構造が全く異なるヒルやナメクジ等の一部にも有効である。

ディートは忌避剤として最も効果的で、効力も長持ちすることが示されている。2016年現在、人体用害虫忌避剤において有効成分の高濃度製品(ディート30%)が認可され、市販されている。

人によってはアレルギーや肌荒れを起こすことがあり、動物実験で連続的大量摂取により神経毒性が見られたとの報告もある。

Wikipediaより

アメリカ陸軍、1946年で何か気づいた方、いませんか???
これ、ベトナム戦争で使われた枯葉剤です。
だから人体にも有害なものですが、正しく使えば大丈夫。マラリアの方が怖いです。

 

さらに蚊取り線香。昔はよくタッパーに入れて持ってったものですがw

今はコレ。前回もこの手のものを持っていきました。今回はこの4プッシュでやぶ蚊に効くというのにしてみました。w
蚊帳があるとは言っても穴が開いてることもあるし、夜中に耳元で「ブゥーーーン・・・」と聞こえると寝られなくなっちゃうので。
あ、シャワーもしっかり蚊取りをたいたりプッシュした方がいいですよ。やっぱり水回りは蚊が多いです。

 

虫よけは必携ですが、他の薬は飲まないに越したことないし、ケガもしないのがベスト。それでも何があるかわかりません。
現地で買えるものも多々ありますが、欲しい時、必要な時に「すぐ」使いたいものだから。

最低限の薬は持っていくことをお勧めします!

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