Madagascar 7 : ノシベ、楽園らしい過ごし方とその後のギャップと


ノシベの海は、悪くはないけれど、ビックリするほどキレイではない。濁ってるし・・・
それに欧米人のおっさんたちが現地のチャラチャラした姉ちゃんを連れてる姿がありふれてるこの町は、長くいるとなんだか辟易してしまう。まぁこういうのは世界どこへ行っても同じことで、アジアのビーチでも同じ。言葉がフランス語か英語かの違いだけ。

それに日本人男性だって・・・かつてはもっとえげつないツアーをやったりして、世界から顰蹙かってたしね。
2016年にミャンマーへ行ったときは、中国人のオヤジ共がショーパブでミャンマー人のお姉ちゃんを買ってるのを見たし、結局はお金に余裕が出来た男性が世界ですることは同じなのでしょう。

綺麗な海でのんびりするなら、私的には沖縄(離島)か奄美など鹿児島の離島がいいかな・・・

 

ちなみにノシベは、部屋にいるヤモリもこんなにトロピカルです。w

ノシベに来たら是非!離島ツアー

ノシベに行ったら、絶対にツアーに行こうと決めていた。
前日の午前中(バイクで自爆事故の日の午前中)ツアー会社?ブース?を巡り値段を聞いて回ったけれど、どこも同じ。
お値段は
・ノシコンバ&ノシタニケリー 120000Ar
・ノシイライジャ 130000Ar

もし今選ぶなら、ケガも痛いしノシイライジャにするのだけれど、申し込んだ時は泳ぐ気満々だったので「ノシコンバ&ノシタニケリー」に。
わざわざラッシュガードも持ってきてるし、ガッツリとシュノーケリングをするつもりだったのです。この時は。w

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優雅な女子旅

当日朝、8時半に待ち合わせ場所へ向かい、ボートの準備を待つとツアー屋の兄さんが言った。「今日はノシコンバには行けない。問題があって・・・」
ええええぇぇーーー。
行きたかったのにー。


でも足も痛いし、正直もう気合が無くなってて、まぁいっか・・・みたいな。w
言われたボートに乗り込むと、メンバーはフランス人女子4名。えーーなにこれ!!めっちゃラッキーじゃん。おまけに3人は喫煙者。最高過ぎる。

これまで各地で現地ツアーに参加してきてるけど、こういうリゾート地のツアーは、得てしてカップルばかりで厳しいものがあったりする。カップル数組+私、とかさ。いつも一人旅だけど、慣れてるけど、それでも気を使うしなんか居た堪れなくなっちゃうのよね。苦笑
ノシベも実際カップルばかりだったし覚悟を決めてたけれど・・・良かった。

聞いてみると、おばあちゃん・お母さん・娘の3人とお母さんのお友達だとのことだった。女子旅最高!
皆が私の足のケガを見て「どうしたのそれ!!??」「大丈夫?」「薬は??」とびっくりしてた。まぁ、そりゃそうだわ。ちょっと引くぐらいひどいもん。

 

ノシタニケリーは、透き通る綺麗な海で、思わず顔が綻んでしまった。何もしなくても、この綺麗な海を見てるだけで幸せになれるよ。
ラッシュガードを着て、いざシュノーケリング。お魚さん達がいたけれど・・・。思ったほどではなかった。残念。コンディションが悪かったんだと思う。
西表島やベリーズでのシュノーケリングと比べると・・・。うーん。残念。

海水が傷に浸みて痛いし、ビーチでゴロゴロしつつ読書に切り替え。
そしてお昼前、女子たちと丘へ登りキツネザルを探すと・・・いたいた!!いっぱいいる!!長い尻尾がフサフサでした。

ランチは・・・完全に写真を撮り忘れたけれど、エビとセブ牛の串焼き、人参サラダ、カニのカレー風炒め、ココナッツミルクで炊いたご飯、魚のグリル、フランスパンにデザートはバナナとパパイヤ、というメニュー。

ビールを飲んでご飯食べてお腹がいっぱいになったら、また浜辺でゴロゴロ。気づいたら完全に寝てました。w
そしてそんな自分にビックリ・・・

日本にいる友達(同僚)から「会社の上司と、ihoccoのことめっちゃ褒め称えながら飲んでた」というLINEが来たけれど。昼からビール飲んで浜辺でガチで昼寝してる35歳は、褒め称えられるようなものではないと思うのです・・・・。

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楽園から現実へ。ギャップに戸惑う

最終日。
早起きして屋台でご飯を食べ、フラフラ歩いて浜辺のカフェでコーヒーを飲んで、薬局へ行って・・・タクシーで空港へ。
タクシー、高いよ。路線バスないからしょうがないけど、この国で50000Arって。
ノシベ空港は外まで続く、というか外にテント張ってそこに行列で、「え?ここでいいの?間に合わなくない??」と心配になったけれど、よくよく考えたらみんな同じ飛行機に乗るわけで、心配は要らなかった。

一体何の行列なのかと思ったら、建物があまりに小さく完全にキャパオーバーで、せっまいスペースに超アナログなチェックインカウンターと、同じく超アナログな出国ブースが並んでる為、そもそも列を作る場所すらないという・・・。
ヨーロッパのリゾート客に混ざり、ひたすら順番を待ち、チェックインをして、出国のスタンプを貰おうとすると。
「Gift for me」・・・・え???
全然意味が解らなかった。不思議な顔をしてると
「ArAr for me」
あーーーなるほど。金くれと。残ったアリアリくれってことですか。
笑って持ってないよーと言っておしまい。

更に荷物&ボディチェックの前に、おっさんが
「ニーハオ」 何がニーハオだよ。
「Sorry?」
「ニーハオ」
「Sorry? What?」と冷たく返すと
「ニーハオは中国語の挨拶じゃないのか?」
「へ~そうなんだ~。私中国人じゃないから。中国語は全然わかんない。」(←大嘘つき。w)
「アリアリくれ!!」
誰がお前なんかにアリアリやるかボケっ!!!

待合室も人が溢れ、座る場所すらなく、飲み物を買おうにも「ユーロのみ」で。ちょっと最後の最後、なんだかノシベの現実に着いていけず、面喰ってしまった。
リゾート地の現実なんて、こんなもんよね。
そしてノシベには今回は縁がなかったんだろうな~。

 

飛行機は1時間遅れで離陸した。
私はマダガスカルを後にし、次の国へ旅立つ。

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