Ethiopia 5 : ダナキル(2)-ちょっとナメック星にいってきました-
- 2018.08.23
- Ethiopia
日本にいるとき、ジュースや炭酸飲料などソフトドリンクを全く飲まないのに、こういうところを旅しているとコーラやスプライトを飲んでしまうのは何故でしょう。
昔からの旅の不思議。
不快な目覚め、慣れる野原トイレ
空が明るくなり始め、みんなが動き出すのに合わせて起きたけれど、「朝だ―」とか「寝たなー」なんていう気持ちは皆無。
「はあーーぁぁぁーー」
っていう変な溜息しか出ない。
そして「大金払ってこんなとこ泊まってこんな思いして、一体何やってんだろう」という若干の後悔。w
朝だっていうのにオシッコすら行きたくないくらい汗をかきまくっていて、そんな自分にビックリした。そして「一応行っとくか」と人気がいない繁みへ向かうのだけれど、もうこういうのも慣れですわ。あとは諦め。みんな付いてるものは一緒、すること一緒だから。w
朝食は「何故か白いスクランブルエッグ(野菜入り)」と「パンケーキ(っぽいもの)」、パンとコーヒー、紅茶、チョコスプレッドやジャムなどなど。
ちなみにその後も朝食は毎回ほぼ同じメニューでした。
誰が言いだしたか知らないけれど、まさにナメック星
6時?6時半?まだ朝の早いうちにキャンプを撤収して、ダロール(Dallol)へ。
20分くらい山を登り、更にキノコや霜柱みたいなエリアを歩いた先には・・
誰が言いだしたかしらないけれど、まさにナメック星!!
懐かしいねー。ナメック星、ドラゴンボールZ。
小学生の頃、母と弟と、毎週毎週めちゃくちゃ楽しみに見てたなぁ。
ギニュー特戦隊とか、ザーボンとか、ドドリアとか・・・・・懐かしすぎる。
実はダロールは縮小してる?ようで、思ったほどの大きさではなかった。
旅雑誌や歩き方、色んな方のブログでもっと広大なものを想像していたのだけれど、「え?これだけ?」と思う程に小さかった。
でも、火山活動の産物だからね。地球は生きてるから。大きさも形も変わるよね。
(と自分を納得させてみる)
ダロールは標高マイナス46m。
日が昇り始めると、気温は45度を超え、ここの帰り道が一番辛かった。
車にたどり着くと、ドライバーのマムが頭から水を掛けてくれ、服が濡れるとかそんなのどうでも良くて・・・やっぱり頭から冷やすって大事なのねって実感。w
さらに氷冷ボディーシートで拭きまくり。
その後カッパドキアのような場所へ行ったり・・・
硫黄と塩の池へ行ったり・・・
またもミリタリーキャンプでコーラを飲んだりしつつ・・・
車は南へ。
また標高が上がり、あんなに暑かったのに今度は肌寒い。
暑かったり寒かったり忙しいし、人間ってワガママだなって思ったり。w
ローカルの個人宅で1泊
アバラ(Abala)という町に到着。
「1泊のみゲストハウスに泊まるから、その時はシャワー浴びられるよ」とETTのお姉さんに聞いていたのだけれど、行ってみればゲストハウスと言うよりローカルの個人のお宅。
シャワーとトイレは各2個あり、(シャワーは一つはバケツシャワー、もう一つは一応シャワーだけど・・・水が少なすぎる)簡単な洗濯も可。
また各部屋にはコンセントもあるので充電も出来た。
私は中国人のおばちゃん4人+私という部屋になってしまったのだけれど・・・
「ほら、お茶飲みなさい」と鉄観音を入れて勧めてくれ、私のケガを見るなり「アンタそれどうしたの??ちゃんと薬付けた?消毒しなさいよ」と言って消毒綿をくれ、洗濯するのに洗面器を探してると「使い終わったら貸してあげるから。ちょっと待ってなさい」と言ってくれたり・・・
なんだかんだでお世話になってしまったのでした。w
中国語が出来ると、こうやって中国人コミュニティに入りこめてしまうから面白い。
夕飯まで時間があったので、外をブラブラ。
何も見るものが無い町で、ロバがいて牛がいてヤギがいて羊がいて。
そして子供たちが沢山。
子供たちも外国人に慣れているので一緒に写真を撮って遊んだりしつつ、ドライバーさん達とビールを飲んだりしつつ。
夕飯は、ツアー中最初で最後のインジェラ(パンケーキのようなパンもあったけど)。
ちなみに中国人のおばちゃんも「あの酸っぱいヤツ嫌いなんだよねー。食べたくない。」と言っておりました。
皆に嫌われるインジェラ・・・ちょっとかわいそうになってきます。苦笑
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