Cuba 5 : 砂糖取引で栄えた世界遺産の街、トリニダーへ
- 2018.10.20
- Cuba
早く書き上げないと忘れてしまう!!
そう思いながら頑張ってるんですけどね・・・
日本に帰ってきて仕事に復帰し、なかなか時間が取れない現実が悲しいです。
キューバ国内を移動する
キューバ国内を移動する際、外国人が乗れる交通機関は基本的に以下の2つ
・ビアスール社のバス( Viazul)
・コレクティーボ(乗り合いタクシー)
私たちはある程度予定を組んでから行ったので、ビアスールを利用した。
ビアスール・・・・
ただのバスなんだけど、色々と面倒なのが憎い。
ビアスールの予約方法
私が知る限りでビアスールの予約方法は以下2通り
・直接ビアスールのオフィス(バスターミナル)へ行く
・ネット予約
オフィスで予約が一番楽な様に思えるけれど、街によっては(特にハバナは)バスターミナルが中心部からかなり離れていて、タクシーに乗ると10CUC。高い・・・
予約の為に往復したら20CUC(=20USD)だよ!?!?
なのでネット予約をしたいところだけれど、キューバ国内のネット環境は・・・場所も速度も厳しいものがある。涙
おまけにネット予約は乗車日の1週間前までしか予約が出来ない。
限られた時間でキューバに行く方は早めに予定を考えて、先に予約することをオススメします。
ビアスールのHPは以下からどうぞ。
ちなみに空席さえあれば当日でも乗車可能だけれど、10月中旬のこの時期でほぼ満席だったので、期待はできないと思う。
ビアスールの乗り方
ビアスールをネット予約すると、予約の詳細がメールで送られてくるのだけれど・・・絶対にこのメールをプリントしなければならない。
プリントが無いと乗車できないようなので注意!!
乗車当日は、プリントした紙を持って乗車時間の1時間前にターミナルへ。
(実際は30分前でも十分だった。1時間前に行ってる人はほとんどいなかった。w)
ターミナルで「チェックイン」のカウンターへ行き、プリントを提出してチケットを印刷してもらう。
その後荷物のカウンターへ行き、荷物を預けて引換証をもらえば終わり。
あとは自分が乗るバスが来たらチケットを提示して乗り込めばOK。席は自由席なので、好きな席へどうぞ!
ビアスールに乗れなかったら・・・コレクティーボという選択肢
ビアスールが予約出来なかった場合は、コレクティーボ(乗り合いタクシー)という選択肢がある。
値段はビアスールとほとんど同じか少し高いくらいで大差はないはず。
乗り場はビアスールのターミナルの前。w
ビアスールのターミナルへ行くとオヤジ共が客引きをしてるので、自分の行き先を告げれば誰かが名乗り出るはず。それに着いて行けばOK!
旅行者が行くような主要路線(ハバナ―トリニダー、バラデロ、ビニャーレスなど)はカバーしているので、あまりビアスールにこだわらずとも大丈夫。
なのだけれど・・・。
あくまで乗り合いなので人数が集まらないと出発しない為、時間が読めないのが残念なところかな。
それを除けばもしかしたらビアスールより快適かも・・・しれない??
早朝のハバナ、そしてトリニダーへの道
私たちが予約したビアスールは、朝7時発。
朝5時に起きて準備をし、5時半過ぎにアイリスさんの家を出る・・・
アイリスさんには「○日の夜に私1人だけ戻ってくるから。またここに1泊させてね。」とお願いすると快諾してくれた。
真っ暗なハバナ旧市街だけれど、治安の悪さや怖さは全く感じなかった。
カピトリオ近く、いつもタクシーが集まってる場所へ歩くとすぐに客引きのオヤジが声を掛けてくる。
「Taxi???」
「Si. Viasul terminal quanto questa?」
「Veinte.」
20って・・・・。タクシーはいつもふっかけてくる。
「No gracias」
とお断りして歩くフリをすると、オヤジは慌てて
「待て待て!いくらなら乗る?」
「10。」
「Ok!」
ふっかけてくるものの、すぐに値段は下がるのでキューバでの値段交渉はとてもラク。
「1時間前」という記載通りにターミナルへ着きコレクティーボの客引きを断って中へ入るとガラガラで、1時間前にくる必要なんてなかったと思わされた。w
先述の通りチェックインをして荷物を預け、M君と話しながらベンチで待っていると猫がやってきてM君の膝に飛び乗った。
そして膝の上でフミフミ・・・マッサージ開始。
乗馬の筋肉痛を癒してくれた。w
バスは時間通りに出発し、途中休憩を挟んで・・・さらにシエンフエゴスで大量の乗客を乗せてから13時半、トリニダー(Trinidad)へ到着。
トリニダーのターミナルは街の中心近くにあるのがありがたい。
トリニダー名物?カサの客引き合戦
バスを降り、とりあえず一服。
そしてターミナルの外へ歩こうとすると、ボリューミーなオバちゃんたちが一斉に声を掛けてきた。
「カサ!!うちようち!!うちにおいで!!」
「絶対にうち!!ホラ、こんな部屋が広くてベランダもあるんだから!!」
「うちは広場のすぐ近くよ!!!」
5~6人のオバちゃんが自分の家の写真を見せながら口々に騒ぐ。
「ビアスールの敷地に入ってはいけない」ルールがあるのか、この客引き合戦は駐車場のロープを挟んで行われる。
もうそれが面白くて・・・
若干圧倒されながら、つい笑いたくなる私たち。
値段はどの家も1部屋15CUCだったし、家も大差ないと思ったので1人のオバちゃんを適当に選び、家まで歩きながらM君が言う。
「もう僕、面白くて・・・・。後ろから写真を撮りたいくらいでした・・・」
M君がそう言うのもわかるくらい、面白い光景だった。
荷物を置いて、トリニダーの街を歩く。
ハバナと違い小さくこじんまりした街。
石畳が素敵だけれど、石畳だから歩きづらい。w
ランチを食べ、ブラブラして教会や博物館を見学して。
そしてお家に帰ってお昼寝。
日が暮れたあと、お腹も空いてなかったのでCasa de la musicaへ出かけた。
階段に置かれた席に座り、音楽を聴きながらモヒートを飲んだ。
モヒートは、キューバ生まれのカクテル。
生ぬるい風に吹かれながらのモヒート、そして生演奏。
周りには、同じように過ごす多くの人。
階段の下は、ビール持参で音楽を聞きに来ている人達。
あぁ。私は今、キューバにいるんだ。
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