Cuba 3 : 暴走モヒート。ビニャレスで乗馬を楽しむ

下書きしている本日は11/10、ベラルーシです。
ここ数日寒く外は4℃、毎日厚い雲と霧に覆われているミンスク。
太陽が恋しいです・・・

クラシックカーでビニャーレスへ

朝8時前。
約束の時間より早くドライバーさんが到着し、3階のアイリスさんの家から下へ降りると,
待っていたのは緑のクラシックカー!!!
めっちゃオシャレ!可愛い!!

クラシックカーを一日チャーターなんて・・・贅沢過ぎる。w

ドライバーさんはやはりスペイン語のみだったけれど、必要なことはスマホでスペイン語→英語にして伝えてくれるし、あまり困らなかった。

 

ハバナを出ると、びっくりする位に長閑な景色が広がる。
緑の大地にヤシの木、バナナの葉、青い空、白い雲。
絵にかいたようなキレイな空だった。

そして、そんな景色の中を今なお普通に、生活の一部として馬に乗ってる人がいる。
荷台を付けて何かを運んでることもあるし、客車を付けてバス替わりのことも。

なんだか・・・すごい世界だな~と思う。
ものすごく絵になる景色だし、時間がゆっくり流れているのが目に見えるようだし、とても素敵。
そして自分が今どこにいるのかわからなくなりそうだと思った。

ビニャーレス渓谷

ビニャーレス渓谷はカルスト地形の窪地であり、その自然美と土着の建築や伝統が融合した文化的景観として世界遺産に登録されている。
ビニャーレスの街自体はこじんまりとしていて、カラフルなお家がとても可愛らしい。
残念ながら今回は時間が無いので街はスルーしてしまったけれど、いつかゆっくり行きたいなと思わされる場所だった。

そして郊外は・・・豊かな緑が力強く、ハッとするほど綺麗だった。

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ハバナからクラシックカーで3時間で到着!

意外にも道はしっかり舗装されており、インフラがしっかりしてるんだなと思った。
アフリカとは違うね・・・・苦笑

暴走モヒート!食い意地のバラデロ。爆笑の乗馬

最初に連れてってくれたのはタバコ農家。
そこの小屋で、お兄さんが目の前で葉巻を作ってくれた。
クルクル回し、あっという間に1本できあがる。

「この土地とタバコは、代々我が家のものだったんだ。
それなのに今は政府のもので、売り上げも90%は政府のもの。」

社会主義国になった時のことだよね。
キューバの人達は自分達の国の仕組みをどう思ってるのだろう・・・と考えていたけれど、なんとなく、良くは思って無いような気がした。

でも、その後。
「市中で買うと高いけど、ここで買えば安い。お土産に買わないか」
と言われたので、うーーん・・・・
嘘じゃないだろうけれど、同情を買うように仕向けているようで、なんだかモヤモヤ。

 

「吸ってみるか?」
もちろん「Yes!!」と即答。

ちなみに私、タバコは吸います。好きです。
けれど葉巻は・・・・あまり匂いが好きじゃない。w
でもタバコと葉巻は兄弟?親戚みたいなもの。
せっかく目の前にあるんだからトライしないわけがない!!

 

カッターで切り、蜂蜜を付け、葉巻の煙を口に含む。

ごめん。うまいのかマズいのかわかんないや。www

タバコを吸わないM君もトライしてたけど・・・・
写真を撮って終了。まぁ、そうだよね・・・・

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馬に乗りたい、いわば馬に乗るためにここに来た私たち。
葉巻小屋は早々においとまし、25CUCをお支払いし馬の準備を待って・・・

いざ、バモース!!(←スペイン語でLet’s go)

 

私の相棒となった「バラデロ」は、ちゃんと私の言うことを聞いてくれた。
乗馬はホンジュラスやペルーで体験済。激しく筋肉痛になったのを今でも覚えてる。
そしてM君の相棒は「モヒート」。
このモヒートが・・・全然言うことを聞かない。w

 

のどかで時間がゆったり流れるバラデロ郊外の畑を、お兄さんと私たち3人、馬で歩く。
絵葉書のような綺麗な青空が広がり、タバコの畑やバナナの木などの鮮やかな緑。
木々は青々としていて、とても気持ちのいい場所で、
「あぁ・・・・なんて幸せなんだろう」
と思いながらバラデロに乗って進んでたのだけれど、
「モ、モヒート!!」
とM君がモヒートに四苦八苦している声が聞こえる・・・・

右に行くって言ってるのに左に進んで行くモヒートは止められず、お兄さんは馬を降りてモヒート(とM君)を連れ戻しに行っていた。

一方私のバラデロは、足を止める度にモグモグモグモグ・・・
「バラデロ!!バモス!!」
と声を掛けてもモグモグ・・・・食い意地張り過ぎ。

 

山の上のコーヒー農家でコーヒーやラム、蜂蜜を見せてもらった。
そこでも「代々我が家の土地で、云々・・・」。
キューバから日本に帰るなら蜂蜜を買ってもいいかなと思ったけれど、まだ旅を続ける身には厳しい。そう伝えてお断りした。

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その後も辺りに「もひーと~~!!」という声がこだまし、最終的にはモヒートはお兄さんに紐で繋がれタバコ農家へ帰還。

小川を渡った時の泥はねで、脚もサンダルも泥だらけ、M君に至っては顔まで泥。w

 

乗馬はめっちゃ楽しかった!!
けど、めちゃくちゃお尻痛い。涙

馬が走るたびにしたたかにお尻を鞍に打ち付けられ、私もM君もしばらくは口を開くたびに「お尻痛い」ばかりだった。

緑豊かなビニャーレス渓谷と洞窟

観光客向けのレストランでランチを食べた後は、洞窟へ。入場料は5CUC。

鍾乳洞のような洞窟だけれど、中は蒸し暑い。
どんどん歩くと川になっており、ボートが待機していて、ボートで奥へ行き、そのまま出口へ。
敢えて行くほどの場所でもない気はしたけれど、ボートはちょっと楽しかった。

 

その後はカルスト台地が見渡せる場所へ行き。

さらに展望台で写真撮影。

 

そんな感じでビニャーレスの一日が終わり、また3時間かけてハバナへ戻った。

夕暮れのハバナを歩く

夕方、ハバナの旧市街をブラブラ歩く。
ネットで評判の良かったアイス屋さんへ入った。

後から入ってきた中国人観光客が傍若無人で順番を抜かされつつおとなしく待ってると、お店のお母さんが「ごめんね、もうちょっと待ってね」という意味でウインク。
そして私たちが拙いスペイン語で注文すると、「スペイン語話せるのね!!じょうずじょうず!!」と褒めてくれた。w

ちなみにアイスはモヒート味がうまかった!!

 

「日本はウインクする文化ないから。ああやってウインクされるとドキドキするんですよね」
とM君。
すごくわかる!!私もいつも海外でウインクされるとドキドキして照れちゃうもん。
でも照れると同時に素敵だなって思う。

 

アイスを食べつつブラブラ。
ハバナ旧市街は街並みがすごくキレイ。味わいがあって、とても素敵。

コロニアル建築とクラシックカーが走り、一方で普通のキューバの人達の生活がそこにはあって。
なんだか自分がどの時代の何処にいるのかわからなくなり、迷子になりそうだった。

 

通りと公園が見えるレストランのバルコニーにある席で1杯ずつカクテルを飲んでアイリスさんの家へ帰宅。
アイリスさんは弾けるような笑顔で「ビニャーレス、どうだった?すごくキレイだったでしょ!!!」と迎え入れてくれた。

 

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