Cuba 1 : キューバ旅に必要なあれこれ 〈入国と宿〉

カストロ議長が亡くなり、アメリカと国交回復し(トランプさんになって以降停滞してるけれど)・・・
キューバはこれからどんどん変わっていくだろうと思う。

キューバ。
昔から行きたい行きたいと思っていた国。

 

「今行かないと、どんどん観光地になってしまう。」
「アメリカ人の為のリゾート地になってしまう。」
「もうそろそろ、キューバらしいキューバを見られる最後のチャンスかもしれない」
そう思って、今回どうしてもキューバに行きたかった。
1人でも行くつもりだったのだけれど、M君も一緒に行くことになり最初は2人、途中から1人旅をすることに。

既に観光地でもあり、また多くの観光客が訪れてるけれど今でも社会主義国であるキューバ。
旅をするのにちょっと面倒なこともあるけれど、そんなの気にならないくらい魅力溢れる国だと思う。

キューバ(Cuba)


首都: ハバナ(Habana)
面積:110.860㎢
人口:11,239.363人
言語:スペイン語
通貨:CUC(チャビート、兌換ペソ)とCUP(ペソ・クバーノ)
1 CUC=1USD(112.4円)=24CUP(2018年10月現在)
1人あたりGDP:9,500USD(2008年)
(詳しくはWikipediaをどうぞ)

キューバ旅行に必要なもの

キューバ入国に際して、日本人はビザ不要。
ただ他の国と違い、以下が必要となる。

・英語版の保険証書
・ツーリストカード
Advertisement

保険証書

まず、海外旅行保険は“アメリカ資本ではない保険会社”でないといけないとのこと。忘れずにチェックを。
英語版の保険証書は、自分が加入した保険会社に連絡すればすぐに手配してくれるはず。
またクレジットカードの付帯保険を利用する場合も、専用デスクに電話すれば作成し郵送してくれる。

実際の入国の際は・・・何も聞かれず見せることもなく終了したけれど、これは運もあると思うので忘れずに!!

ツーリストカードの取得方法

ツーリストカードは、タダの紙切れなのだけれど・・・・キューバ入国&出国の際は必ず必要となる。
どこ経由で、どの航空会社を利用してキューバに行くのかによって取得方法が変わってくるので注意が必要。

以下、簡単にご紹介。

エアカナダ機内で配布
今回私はエアカナダを利用したので、機内で配布された。もちろん無料。
裏返すとエアカナダのスタンプが押してあったので、数枚貰って転用は不可と思われる。(そこまで見てないような気がするけど。w)

ただ、一応“カナダ在住”の人向けらしく、過去には入国できなかった日本人もいるとか・・・。さらに“絶対に配布される”保証もないとのこと。

日本のキューバ大使館で申請
東京の赤羽橋にあるキューバ大使館に行って申請すると取得可能。
申請時に必要なものは以下:
・パスポート原本
・パスポートのコピー
・キューバ往復航空券のコピー
・宿泊先の予約確認書コピー
・申請用紙
・証明写真
・申請料金(2100円。代理申請の場合は更に追加で3500円)

窓口は月曜から金曜の9時半~12時まで。
必要物など変わる可能性もあるし、キューバの祝日は大使館はお休みになるはずなので、念のため前もって大使館に連絡して確認することを推奨。
キューバ大使館HP;http://misiones.minrex.gob.cu/ja/ri-ben
キューバ大使館Tel:03-5570-4481

 

また、キューバ大使館に郵送で申請することも可能で、その場合は手数料が5600円となりこれを振り込みしてから控えと共に返信用封筒を入れて郵送する。
こちらも先に大使館に要確認。

 

手間もかかるし費用も掛かるけれど・・・一番確実で安心な方法だと思う。

各空港で取得する
各航空会社のカウンターや搭乗口で販売してるらしい。
お値段はメキシコ経由の場合25USD、アメリカの場合は50USD。
パナマ経由の場合も同様に空港で購入可能とのこと。

アメリカからキューバへ行く場合は、日本で取得したツーリストカードは使えないという情報もあるので・・・アメリカ経由の方はご注意を。

ハバナのホセ・マルティ空港から市内へ行く方法

空港から市内へはタクシーかバスの2択。

タクシーの場合は25CUC=25USD、到着ロビーでなく出発ロビーで乗ればもう少し安くなるらしいけれど、一応禁止だし間が悪いとドライバーさんが警察に注意されてしまうらしいので、諦めて到着ロビーからどうぞ。

Advertisement

バスの場合は・・・・
空港からバスで市内へ行くことも可能だけれど・・・・

絶対にオススメしません!!

私は訳あってキューバ出国の際にバスに乗ったけれど、もう泣きたくなりました。

 

それでもバスに乗りたいという方は、以下ご参考までに。

ターミナル3に着いたら(恐らく多くのフライトはここに到着するはず)「コネクション・バス」というバスに乗りターミナル2へ行く。料金は1CUP。
乗り場はターミナル3、地上階の入り口を出て左手へ進むと“申し訳程度”にベンチがある場所があり、そこが乗り場。
空港の建物の柱の部分になってたはず。(記憶が曖昧)
分からなかったらその辺にいる人に
「ドンデ エスタ コネクシオン アウトブス? テルミナル ドス!!」
とでも言えば教えてくれるはず。
このコネクションバスは一応20~30分に1本あると言ってたけれど、詳細は不明だし、早朝深夜の運行も不明・・・
(タクシーでターミナル2へ行く場合は1人5CUCだと言われた。)

バスでダーミナル2へ行ったら、今度は市内行のバス乗り場へ歩き再度バスに乗る。
maps.meで見ると空港の北東に「Terminal2-P12」というバス停があるので、これが市内行のバス停となる。料金は1CUPか2CUPだったはず。
あとはmaps.meを見ながら宿の近くでおりればOK。

 

私のように夜遅く着いた場合はバスがあるのかも不明だし、昼間に着いたとしても、バスは超満員なので荷物を持って乗り込むのはかなり厳しいと思う・・・。これがオススメしない理由。

さらに支払いはCUPのみなので、キューバに着いたばかりでCUPを持ってない場合、これまた厳しいと思う。(CUCでも受け取ってもらえるかもしれないし、他の乗客が両替してくれる可能性もあり)

 

25CUCは安くない値段だけれど、諦めてタクシー乗った方が良いです・・・。

カサって何??キューバのカサ(CASA)予約方法

キューバのホテルは基本的に国営のホテルなので高いところばかり。ビジネスホテルやモーテル、ホステル、ゲストハウス・・・・という選択肢が無い。

その代わりにあるのが「カサ」。
Casaとはスペイン語で「家」のこと。
つまり誰かのお家のお部屋をお借りする・・・というワケ。キューバにはこのシステムが昔からあるのだけれど、これ、今で言えばエアビーだよね。w

カサ(正確にはカサ・パルティクラール/Casa particular)は完全に副業になってるようで、客引きもいるし、街によっては怒涛の客引き合戦が繰り広げられる場合も・・・
そして国への登録制なので、カサをやってるお家の玄関には、青い碇のようなマークが付いている。これが目印。

Advertisement

私たちはハバナのカサ(CASA)はBooking.comで予約した。
ただ私が日本のアカウントを使いアイスランドにいる時に予約しようとしたら予約が出来ず、一方カナダ在住のM君が予約したら予約が出来たので、何らかの規制がかかってる様子。
さらにキューバ国内からはBookingでもAgodaでも他の国の宿が予約出来なかったので、これまた完全に規制あり。

Expediaならキューバの宿を予約出来るけれど、あまり安いところは載ってない。
なので予約したい場合は以下のサイトをオススメ!




また、もちろんAirbnbも可!ちょっと見てみたけれど良さそうだった!

 

到着が深夜早朝でなければ飛び込みで探したり、客引きに着いていくことも出来る。
また日本人バックパッカーに有名な「シオマラさん家」に行くのもアリかと。
(2018年10月現在、ホアキナさん家とヨハンナさん家は韓国人だらけとのこと。かなり居心地悪かったという話を聞いたので、行って見てから決めた方が良いと思う。)

 

ちなみに今回私は
・宿への到着が最悪24時過ぎても受け入れ可能
・2ベッドのツインルーム
・旧市街セントロ近く
という条件で探した為シオマラさん家には行かなかったので詳細は不明・・・。

 

ただ1つ言えることは、何軒か泊まったけれどキューバのカサは何処も「悪くない」、「平均値が高い」こと。
汚いお家は無かったし、カサのご家族はみんなビックリするくらい親切で優しかった。言葉が通じないことなんて気にならないくらい親切だった。w

だからあまり心配しなくて大丈夫!!

 

次回からキューバのあれこれを挟みつつ旅行記に戻ります。

 

ブログランキング参加中!ご協力よろしくお願い致します。

ブログランキング・にほんブログ村へ