Botswana 2 : アウェーで場違いな4つ星ホテルを満喫(?)

Botswana

首都:ハボローネ
面積:600.370㎢
人口:2.030.000人
言語:英語、ツワナ語
通貨:プラ(BWP) 1P=10.55円(2018年10月現在)
1人あたりGDP:15.241USD
(詳しくはWikipediaをどうぞ

4つ星ホテルでビールを飲みつつ夕陽を眺める。

テントを設置して落ち着いた後、プールサイドへ向かった。
テントサイトやメインの建物へ向かう道ではイボイノシシが沢山見られ、なんだか面白い。リスやシカみたいな動物もいた。

私はビールを飲みながらPCに向かい、ヒロトは「やっぱりプールに入る!!」と急遽水着に着替えに行きプールに入ってたけれど・・・水が冷たくて泳げないと言っていた。w
前日のバンジーから「具合が悪い」と言ってたヒロトは、移動中も、そしてこのホテルに着いてからもあまり調子は良くなさそうで・・・怠いし熱っぽいとのこと。理由もわからず「ゆっくり休む」くらいしか解決策はなく・・・ちょっと心配。

 

久々に満足に使えるWiFiを堪能しつつザンベジ川を泳ぐワニを見たり、夕陽を見たり・・・ゆったり流れる時間を満喫した後、夕飯を調達するべくスーパーへ行くと・・・

閉まってる!!!!

19時閉店・・・・。

 

すぐ済むからと言ったら入れてくれたけれど、夕飯になりそうなものは何もなく、「ホテルでご飯食べようか」ということで飲み物だけ買って帰った。

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4つ星ホテルの豪華なブッフェと・・・一瞬の嫌な気持ち

チョベサファリロッジに来た時から、「ご馳走するから1回はホテルのブッフェを食べよう」と言っていた。
ホテルのディナーブッフェにしては格安だし、毎日スーパーのテイクアウトも味気ないし、たまには豪華なディナーも悪くないと思ったから。
私1人で入るのは気が引けるけど、誰か居れば大丈夫っていう想いもあり、またヒロト1人でも行かないだろうと思ったから。

ホントはもっとお腹を空かせて万全の態勢で挑みたかったのだけれど仕方なし。

予約もしてないし・・・と思ったので、レストランの受付で念のため
「Can I have dinner?」
と聞くと、黒人の受付のオッサンが
「No.」

え???
なんで?どういうこと?
予約が必要?満席??

「Why?」
「Why? Because we do not want.」

唖然。
苦笑するしかなかった。

 

なんでこんなこと言われなきゃいけないんだろう。
アジア人だから?バックパッカーだから?キャンプサイトに泊まってるから?
キャンプサイトに泊まってるゲストを入れたくないなら、そういうルールにすればいい。というかキャンプサイトを廃止すればいい。
私たちを小汚いと思うなら(他のゲストと比較して、そんなに汚い恰好をしてたわけじゃないけど)、ドレスコードを提示すればいい。
1泊1000円でテントに泊まってるけど、お金がないわけじゃないし、何なら1泊3万でも4万でも出す気になれば出せる。ただそれをしないという「選択」をしてるだけ。

そのオヤジの真意はわからないけど、気分が悪かった。

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モヤモヤを抱えたまま席に案内され、荷物を置いて気持ちを切り替えた。
いっそのことボトルワインでも入れようかと思ったけれど、お酒飲むのは私1人・・・なので私は炭酸水、ヒロトはクリームソーダ。

このクリームソーダ、緑の缶入りの緑のソーダなのだけど、味はしっかりクリームソーダの味がするという不思議なソーダ。
とても気に入ったようで、その後もスーパーでリピート購入をしまくっていた。w

 

さて、ブッフェはライブキッチンでステーキ(牛、豚、鶏、ラム、バファローなどなど)やシーフードヌードルを焼いてくれたり、サラダバーもたっぷりあり、カマンベールやブルーチーズ、ブリーなどチーズも豊富だし、デザートもアイス3種やケーキ、ムースなど盛りだくさん。
久々に食べた高級なご飯(笑)は美味しく、大満足だった。これで2800円(記憶が不確かですが・・・)は安いと思った。

ヒロトは「うまっ!!うまいっす!!」を連呼し、「ihoccoさんーーありがとうございます。ごちそうさまです。これであと3か月乗り切れます!!」とめちゃくちゃ喜んでて、「ご馳走し甲斐があるよー」とこっちまで嬉しくなってしまった。

旅先で若い子にご馳走すること

自分が学生で旅をしていた頃。
旅先で出会った自分より年上の人達が私にご馳走してくれることがあった。
私はいつも恐縮したし「自分の分は払います!!」と言ったのだけれど、「いいよいいよ」と断られ、そしてその人達は
「気にしなくていい。もっと時が経って旅をした時に若い子と一緒になったら、その子にご馳走してあげて」
と私に言った。
若かった私はそういう人達をカッコいいなと思ったし、感謝の気持ちの分いつか私も同じようにしようと誓った。

35歳になり、自分がご馳走する側になった。

会った子たち全員にご馳走するわけではなく、「この子面白いな」とか「賢いな」とか思った子だけで、自分なりに選んでたりはするけれど・・・・w

あ、タクシー代や飲み物くらいは一緒になったらちょいちょい出したりしてる。それは自分1人でも同じくらい掛かるものだから。
それに年上の人と一緒にいるってそれなりに気を使う部分もあるだろうし、私は一緒にいて楽しいタイプではないし、多少の迷惑料だと思って出してる部分もあるかもしれない。w

 

今後も応援したくなるような若い子に会ったらご馳走するし、そしてその子たちもいつか大人になった時に更に若い世代の子たちにご馳走してくれたらいいなと密かに思う。

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テントサイトのシャワー、そして初めてのテント泊

はち切れんばかりにお腹いっぱいになり、テントへ戻ってシャワーを浴びた。
テントサイトと言えど清掃が行き届いたトイレとシャワーが十分な数あり、洗面のシンクも可愛い。流石・・・。
シャワーは床に水があふれることもなく、また熱いお湯が嬉しいくらいに出た。

思えばマダガスカルやエチオピアはお湯が出てもぬるかったり短時間だったり、気温が低いわりに水シャワーだったりしたけど、いつの間にかお湯が当たり前になったし、毎日シャワーが浴びられるようになった。w
着実に物価も上がってるし、それだけ国も豊かだと言うことなんだろうね。

 

外は暗いけれど、その分星が綺麗に見えた。
そしてネットで調達したソーラー充電可能なLEDランタンのお蔭でテントの中は明るく快適。
中国製の安物のテントは風や雨はアウトだろうし若干心許ない部分はあるけれど、完全に個室だし、ある意味ドミより快適かもしれないと思いながら眠ったのだった。

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