Belarus 8 : ミンスク街歩き。駆け足でミンスクを周った日〈後編〉
- 2018.11.10
- Belarus
十月広場と聖霊大聖堂。十月革命って?
ランチを食べてからそのまま歩く。
向かったのは、地下鉄オクチャブリスカヤ駅近くの、広すぎ!!!なこちら。
10月広場。
正面(左側)にあるのはコンサートホール。
そのまま聖霊大聖堂に向かって歩くと、途中には聖母マリア教会や市庁舎などなど。
そしてこちらが聖霊大聖堂。
バロック様式のこの大聖堂は、元々は1633-1642年にカトリック教会の修道院として建てられたとのこと。
1852年にロシア正教の教会となるも十月革命後に閉鎖、そのご再開され現在はベラルーシ正教会の中心的教会となっている。(Wikipediaより)
ところで。
旧ソビエトの国々へ行くと、頻繁に見かける「10月広場」やオクチャブリスカヤの文字。
その「10月」、10月革命って?
十月革命はロシア革命の一局面。ユリウス暦1917年10月25日(グレゴリオ暦11月7日)にペトログラード(現在のサンクトペテルブルク)で起きた労働者や兵士らによる武装蜂起を発端として始まった革命である。
この十月革命を経てソビエト(労働者・農民・兵士の評議会)へと権力が集中され、これに引き続いてロシア内線が起こり最終的には1922年に史上初の社会主義国家「ソビエト連邦」が誕生した。
ソビエト誕生のきっかけとなった10月革命。
そりゃー大きな出来事だよね・・・
カッコ良すぎるKFCと聖ペテロ・パウロ教会
聖霊大聖堂のすぐ近く、交差点をわたるとKFCがある。
日本にもあるKFC、ただのKFCなのだけれど、こちらの建物は・・・
カッコ良すぎ。w
共産主義と資本主義の対比とミスマッチ感がなんともたまらない。w
KFCのすぐ裏には巨大なマンションがあり・・・
マンションやお店に囲まれたところにあるのが聖ペテロ聖パウロ教会。
1611―1613年に作られ、ミンスクでの唯一の東方正教会の教会として長い歴史を持つ教会だそう。
さて、また移動。
ネミガ駅から地下鉄に乗り、Frunzienskaja駅へ。
ミンスク観光で私的にオススメ!ベラルーシ戦争歴史博物館
駅からフラフラ歩き、途中の公園に立ち寄る。
公園の中、ひっそりと目立たない場所にあるこのモニュメントは・・・
ホロコーストの犠牲者への記念碑。
そういう目で見てるからっていうのもあるかもしれないけれど、やっぱり暗く、哀しいものに見えてしまう。
再び歩き始め、大通りへ。
遠くに見えてきたのが目的地、ベラルーシ戦争歴史博物館。
敷地内には銅像や、
こんなマンホール。
外もゆっくり見たいところだけれど、如何せん寒い。w
逃げるように館内へ入り、入館料9BYN(470円)をお支払い。
この博物館、見ごたえたっぷりでかなり面白かった。
第二次大戦(現地では大祖国戦争と呼ばれている)、主にドイツ軍との戦いに関しての展示が多かったけれど、
戦車や戦闘機があったり・・・
当時の様子を再現した部屋があったり・・・
武器や写真の展示があったり・・・
ナチスの収容所の展示があったり。(当時ミンスク郊外にはナチスの収容所があり、20万人が虐殺されたと言われている)
そして最上階のホールはとても美しい。
日が暮れてきたので、そろそろ撤収。
ショッピングモールで夕飯とスーパー、トラエツカヤ旧市街区
博物館からネミガ駅へひたすら歩く。
ショッピングモール「Galleria Minsk」へ。
ベラルーシ最後のディナーは・・・
またもやヴァシリキ!w
ペリメニとビールで乾杯!お値段15.8BYN(840円)。
お腹が満たされた後は地下のスーパー「Euroopt Prime」でお買い物。
アレコレ買いたくなる充実ぶり。
スーパーではお土産を調達。
外に出ると、聖霊大聖堂がライトアップされていた。
ちなみに泊まってた宿はトラエツカヤ旧市街区にあるのだけれど、こちらもライトアップ。
キレイだけれど・・・いや、キレイだから、今晩はベラルーシ最後の夜で、そして今回の旅もこれでおしまいかと思うと淋しくなってしまった。
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