Belarus 5 : バスでヴィテプスクへ。シャガールの家を訪ねる

ベラルーシ国内のバス、マルシュルートカについて

ミンスク発着のバスはミンスク鉄道駅の近くにあるバスターミナル(アフトバグザール/Автовокзал)から発着する。

また時刻表は、以下のHPから検索可。

ちなみに他の街でも鉄道駅のすぐ近くにバスターミナルがあるようだった。

 

直接バスターミナルで買った方が安いと思うけれど、「満席だったら・・・」とひるんだ私は、ネットで購入した。
(11月のオフシーズン、結果的に席はかなり空いてたけど。w)
すぐに予約確認書が送られてきて(ロシア語だけれど)、プラットフォームの番号まで記載されてたのでなんだか心強かった。
ロシア語は出来ないけれど・・・流石に旧ソビエトの国をこれだけ旅してると、最低限必要な言葉はなんとかなるもの。

私が乗ったバスは、ミンスク出発8:20、ヴィテプスク到着予定は12:30。
お値段は10.77BYN(570円)。

バスに揺られ4時間半、ヴィテプスクへ

ヴィテプスク(ヴィーツェプスク)/ Vitebsk を選んだ理由は「なんとなく」。
どこでも良かったのだけれど、1泊2日でどこかへ行きたかった。
せっかくベラルーシに来たのにミンスクだけじゃもったいないし、地方都市を見てみたかった。

ブレスト、グロドノ、モギリョフ、ゴメリ・・・・
本当にどこでも良かったのだけれど、なんとなくヴィテプスクを選んだ。
ヴィテプスクなら1泊2日でポロツクも周って帰って来られそうだと思ったし、11月のこの時期なんとなく散歩して楽しめるかなと思ったから。
後から考えれば、11月のこの時期に北へ行くなんて・・・って感じだけど。w

 

まだ薄暗い6時半に起き出し準備をし、メインのバックパックを宿に預けてバスターミナルへ向かった。
メトロを乗り継いで鉄道駅へ。

 

駅から外に出ると、ミンスクゲートは朝靄の中でも美しかった。

バスターミナルの一角にあったカフェでカプチーノを調達し、前夜スーパーで買ったパンを齧りながらバスを待つ。
バスターミナルは意外に分かりやすく、各プラットフォームにはそこで発着するバスの時間や行き先も表示されていた。

時間通りにやってきたマルシュルートカのドライバーのオヤジに予約の控えを見せてバスに乗り込む。
乗り心地も悪くないけれど・・・・ちょっと寒い。

 

ウトウトしながら外を眺めながら過ごし、少しだけ遅れてヴィテプスクに到着。
煌びやかなミンスクとは違い、素朴な街。

それでも「貧しい」という印象はなく、また治安の悪さも感じられない。

ヴィテプスクの街を散策

Bookingで予約してあった宿にチェックインして荷物を置いて、すぐに外へ。

小さな公園があったり・・・

可愛らしい色の建物が並んでたり。

ビルには謎の壁画。

さらに工場の囲いには文字。
なんて書いてあるのかわからないけど・・・なんかちょっとおしゃれ。

 

まずはシャガールの家。

ここは画家シャガールが住んでいた家。
シャガールがベラルーシ生まれだってことを今回初めて知った。ロシアだとばかり思っていた。

小さな家で、地図が無ければ見逃してしまいそう。

入館料は2.5BYN(130円)。
小さな小さな家は、あっという間に見終わってしまった。
シャガールのスケッチや写真も展示してあったけれど、一番記憶に残ったのは、チケット売り場(?)にいた猫。w

中庭にはこんな銅像も。

 

あっという間に見終わってしまったので、再度歩く。

橋を渡りダウガバ川を越える。

橋のモチーフがソビエト。
向こう側の丘の上には大聖堂が見える。

あいにくの天気なのが残念。

国立劇場を眺め・・・

いかにも「ソビエト」なビルを眺め・・・

振り返るとレーニン様式。

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丘の上の大聖堂へ向かおう。

階段が辛い。涙

キレイだけど、天気も天気だし人は少ないし、なんだか淋しい雰囲気。

でもこの中の色合いや雰囲気はすごく好き!!

 

再び歩いて・・・

教会を見て・・・

 

そして歴史博物館を見学。入館料5BYN。
悪くはないけれど案内はロシア語のみ。見学者はおらず貸し切り状態。w
戦争の展示がなかなかだった。

 

再び歩く。
旧ソビエトは、どこも銅像がいっぱい。

銅像を愛でるのも旧ソビエトの楽しみの一つ。w

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さらに教会。

 

のんびり歩いてると、大きな公園があり・・・

共産主義国家のこの「星」に萌える・・・

公園の一角に戦車や飛行機。

戦車萌え。

 

そしてバカみたいに広い広場と、銅像、戦争の記念碑。

 

寒いし(だって気温5℃)歩きっぱなしで疲れたし、暗くなる前に帰りたいので・・・そろそろご飯にしようか。

ヴィテプスクのVasilkiとスーパー

温かい食事が取れればどこでも良かったのだけれど、入りやすさでついつい選んでしまったのがVasilki。
Vasilkiはベラルーシを旅行する人達にはお馴染みのファミレス的チェーン系レストラン。
メニューはどれも写真付きなので指さしで注文が可能だし、内装も可愛いしもちろん美味しい。

ヴィテプスクにもこのヴァシリキがある。

ちなみにWiFi利用可だけどSMSでパスワードが送られてくるタイプなので、SIMが無いと使えない。

夕食は自家製ソーセージと目玉焼添えクレープ、キノコのクリームソースとビールで15.2BYN(800円)。

美味しかったけど、ベラルーシは外食すると結構お金がかかる・・・

 

お腹も満たされたので、今度は帰り道のスーパー「Evroopt」へ。

お茶とお水、翌朝の朝食を調達して宿へと戻った。

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寒いし気が乗らず、シャワーを浴びずに就寝。
旅に出て以降、すっかり汚ギャル・・・いや汚ババです。

 

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