バックパックの選び方。
- 2018.06.16
- Travel tips
今回は愛用のバックパックのご紹介と、私なりの選び方に関して。
15年使い続けているkarrimor
私が約15年使い続けてる旅のお供がコチラ。
karrimorのcougar、容量は40-55L。
暑い場所も寒い場所も、標高5000メートルを超えるアンデスも、一緒に旅をしてきた。私の背中に背負われ、大量の荷物を包んでくれ、また時にはバスの車体の中、時には屋根の上に括り付けられ頑張ってくれてる相棒。今なお現役であるけれど、最近ちょっとニオイが気になる。w それからショルダーハーネスが劣化してきている気がする・・・。
ということで、次を買うときの為に&バックパックを購入しようと検討している方の為に、バックパックの選び方を簡単に。
容量は??
これは人による(バッサリ)。というのも、ダイビングをする、ガジェット類が多い、お土産をいっぱい買う、などなど、こだわりや荷物が多い方は60L~を選んだ方がいい。そうでなければ、60Lは必須ではないように思う。大は小を兼ねるとは言うけれど、それでもバックパックが大きければついつい荷物が増え、そして重くなる。(私は異常に荷物が多くて・・・w)
バックパックを背負って歩くことって実はそんなに多くはないけれど、それでも重たいとかなりの負担になる。長旅になればいつも元気なわけじゃなく、具合の悪い日や、ケガをすることだってある。そんなときに重たいバックパックを背負って移動するのは、苦行以外の何物でもない!!
実はこれ、実体験。w
2016年の夏のこと、ワケあってこの時は特別荷物が重かった。上記のバックパックの最大近くまで荷物を入れ、その重さは18㎏。にもかかわらず右足を負傷し、痛い足を引きずって旅をせざるを得なくなり・・・そんななか封鎖されたサマルカンドで夜遅くに小一時間歩く羽目となった。まさに泣きっ面に蜂!
背中には18㎏、もちろん前にもPCやカメラが入ったサブバック。間違いなく苦行、というか拷問。ほんとーーーにきつかった。
だから声を大にして言いたい。「あまり大きいバックパックは要らない!」
バックパックに入りきらなければ持っていかないし、諦めが付きます。w
女性は女性用を
170㎝あるようなモデルさんのような高身長の女性はともかく、私のような(154㎝です)女性の皆さん、ぜひ女性向けに作られたバックパックを買いましょう。
理由は背面長。背が低ければ背面長も短くなる。
前述の私のカリマーは女性用ではないため、一番短くしても、まだ長い。
フィットしてないとどうなるか、と言うと・・・
疲れる。
重たく感じる。
各メーカーでWomen’sが出てるのでぜひそちらを(ちなみにkarrimorはgraceというのが女性用)。もしくは小柄な女性でも対応できるサイズのものもあります。
フロントアクセス、サイドアクセス採用なら荷物の出し入れも楽々
こちらの写真はkarrimor公式サイトよりお借りしました。
私のkarrimorはフロントアクセスがない為、メインコンパートメント内の荷物を出すにはいちいち雨蓋を開けなくてはならないし、奥底の荷物を出すには手を突っ込んで引き出すことが必要となる。これ、宿で荷物整理をする時に意外と不便。その点フロントアクセス採用なら荷物の出し入れもすんなり、大きく開けて荷物の整理も楽々。
私も次回買い替えるときは、フロントアクセス採用のバックパックにする予定です。
バックパック自体の重さも考えて
各メーカーの公式HPを見ると、それぞれ重さも載ってるのでそちらをチェック。「これ1個くらい」、「Tシャツ1枚くらい」、「バックパックの重さくらい」・・・その積み重ねが重い荷物を作り上げます・・・・背中に子泣きじじいなんか背負いたくないでしょ?
偉そうなことを言っておきながら私のcouger、重いんです。
以下、重量の比較です。
例えばkarrimorのridge、40Lサイズの重さは1600g。
Karrimor intrepidの40Lは1700g。
Karrimor strata 50L : 1700g
karrimor alpiniste 50+10L : 1720g
前フリが長かったけど、Karrimor couger
こちらはなんと2450g!! ね、重いでしょ。
(その分、生地がかなり丈夫ではある。登山やトレッキングで引っ掛けても破れることはなさそう)
参考までに他メーカーも調べてみました。
THE NORTH FACE Tellus 45L : 1490g
GREGORY STOUT 45L : 1290g , 65L : 1730g
最近人気のブランド、ARC’TERYX Alpha FL 45L こちらは驚異の650g!!
MILLET SAAS FEE 40+5L : 1450g
同じくMILLET,プトレイ インテグラーレ 45+10L : 1580g
Black Diamond ミッション 45L : 1720g
OSPRAY ケストレル 48L : 1590g
mont-bell チャチャパック 45L : 1390g
Marmot Graviton 48L : 1180g
Colombia Eto Peak 45L : 1849g
いかがでしょうか?参考になれば幸いです。
それでも結局は
色々書いてきましたが。
それでもやっぱり結局は「自分が気に入ったものを買うのが一番」。
バックパック、安い買い物ではないし、私も15年使ってるように長い間使えるもの。いつでも一緒に旅をする仲間。だからこそ、最終的には自分が気に入ったものを買うのが一番ではないでしょうか。
ちなみに、盗難防止と突然の雨による濡れや汚れを防ぐため、バックパックにはいつもカバーをかけてます。
私が使ってるレインカバーはこちら。
汚れるし消耗品なので、メーカー品ではなく、安いものを。
となるとバックパックのデザインなんて人にはわかりません。
だから色もデザインも、完全に自分の自己満足の世界です。w
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