突然ですが、台湾へ行ってきます。


突然ですが、台湾へ行ってきた話を。
滞在時間は2日の弾丸旅行ですが、最近台湾へ行くときはこんな感じが多いかも。今回は地元の友達と台北で待ち合わせたのだけれど、行先は台北と九份・十份という初台湾の友達のリクエストに応えたコースです。
実は4月にも一人で台湾へ行っていて・・・今年は2度目。台湾自体は確か10回目くらい?

誰にも言わず、こっそり行ったのでお土産買わずに済んで楽でしたw

気分はパスポートが必要な国内旅行

台湾は地理的にも文化的にも日本に近い国。治安もよく安全で、人々が穏やかで親切で、違和感なく街歩きができる場所だと思う。50年間の日本統治の歴史を考えれば、「日本に近い」と感じるのは当たり前のことなのかも。
台北は東京と同じようにセブンイレブンとファミリーマートが溢れ、そしてそれらコンビニやスーパーでは、当たり前に日本の商品が売られており、忘れ物をしても、急に何かが必要になっても困ることがない。

加えてプロフィールでも触れたけれど、私は中国留学を経験しているため中国語には困らないので・・・ますます違和感なく旅ができてしまう。
いつもあまりに気を抜いているので、路線バスでウトウトしたこともあるくらい(絶対に真似しないでくださいw)。母を連れて行ったことも数回。そのくらい心配のない場所なので、私にとっては「パスポートは必要だけど、まるで国内旅行のように」行ける場所。というかLCCが就航し格安で飛行機に乗れる今は、国内旅行より手軽にリーズナブルに行ける場所かもしれない。

台湾の目的はいつも「食」

私の場合、台湾に限らずどこの国でも「食」は目的の一つだけど。だって食は文化そのもの、その国をよく知る手がかりになるから。
でも台湾は、とりわけ食目的になってしまう。もちろん行きたい場所や見たい景色もあるけれど、結局数日の短期で行くことが多くなってしまい、だからますます台湾の目的は「食べること」。
普段はほとんど朝食を食べない私だけれど、台湾へ行ったら朝は豆浆屋さんへ行って軽く朝食を食べたり豆乳を飲んだりして、間に街歩きや観光を挟みつつ、お昼・おやつ・夕ご飯と目星を付けていたお店へ向かいご飯を食べ・・・というのがいつものスタイル。
一人で気軽にフラっと入って、少なめの一人分で食べられるものが多くて、そして心にも体にも優しい食事がとても嬉しい。一人だと「食べられる量」に限りがあるのが悲しくもあるけれど。もっと色々なものをいっぱい食べたい!だから友達や家族で台湾へ行く機会は貴重です。w

台湾(高雄)食べ歩きお勧め本

前回4月はI航空券を高雄IN-台北OUTで買って2都市に行ったのだけど、その際高雄で買った本がコチラ。
実はこの本、長い間ずっと欲しくて欲しくて・・・。でもなかなか高雄へ行く機会がなくて・・・やっと購入できた念願の本。高雄の美味しいものがギュギュっと詰まった1冊。
食べ歩きのためのガイドブックとしても、また読み物としても楽しめるし、味のある雰囲気の良い写真がいっぱいなので、中国語が出来なくても楽しめるはず!
これを読むとお腹が空くので深夜に読むのは厳禁。w そして何より今すぐ台湾へ行きたくなります!
少しだけ残念なのは、本のタイトル「雄好呷(xiong hao xia)」からもわかるように、高雄のうまいものに限られてること。ぜひ台北版も作って頂きたい!熱望してます。また、どなたかこんな感じの台北のグルメ本をご存知の方、ぜひご教授ください。

調べたところ楽天で買えるようなので(電子書籍ですが)興味のある方はぜひ!

昨今の台湾ブームで、ファッション雑誌やテレビでも取り上げられることが増えた台湾。行かれたことがある方も、これから行ってみたいと思ってる方も多いのではないでしょうか。
台湾、すごくいい場所です。台湾の方々は皆さんとてもホスピタリティ溢れ優しいです。食事も美味しいし、居心地の良い場所です。
でも、お願いだから美味しい小籠包を食べて、観光をして、お買い物をして、『ごはんも美味しいし日本語も通じるしすごく便利!』でおしまいにしないでください。
過去の悲しい歴史、日本がしてきたことに、少しでもいいから目を向けて欲しいです。
日本の統治が結果的に台湾の発展を助け、台湾の近代化を推し進めたのだとしても、それでも突然日本軍が侵略し、勝手に日本にし、勝手に日本語教育をしたのは紛れもない事実です。現地の人にとっては、悲劇だったはずです。
そんな歴史がありながらも台湾は世界一の親日国で、今なお昔を懐かしむお年寄りがいて、今の日本を好きな若者がいて、日本を好きだと言ってくれる・・・。先日の大阪の震災、2011年の東北の震災でもいち早く日本を支援してくれ、民間レベルでも多額の義援金を送ってくれた台湾の人々。
私は戦争とは直接関係のない年齢ですが、いつも台湾を思うと「それでも日本を好きでいてくれて、日本を助けてくれてどうもありがとう」と、胸がいっぱいになります。
台湾へ行く方々に、ほんの少しでいいからぜひ知ってほしいと、いつも密かに願っています。

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